町立幼稚園ってどんなところ?知らない魅力がいっぱいでした!
みなさんこんにちは。
おうじ・まちの宣伝隊のえりです。
転勤族の夫と、娘と3人暮らしで、子どもの進級をきっかけに王寺町に戻ってきました。
王寺はすみここちランキングの常連の街!
山や川が近く、田舎景色がある反面、快速電車で大阪へのアクセスが抜群。
駅前にはスーパーや病院も集まっていて、住むにも働くにも便利です。
また、全国的にも珍しい義務教育学校が2つ設立されたり、学童に加えた放課後学習指導教室が開催されていたり(雪丸サポートスクール)、お手頃な価格でクラブ活動ができたり(やわらぎトラスト)、医療費の補助も手厚い等、子育て世帯にも優しい魅力がたくさん詰まっています。
そんな王寺町で宣伝隊として活動するにあたり、より多くの子育て世帯の方に町の魅力を知ってもらえる記事を書きたい!と考えていたところ、王寺町は公立幼稚園の魅力向上にも努めていると聞き、今回お話を伺ってきました。
王寺町には公立幼稚園が2つあります。
王寺町立王寺北幼稚園
王寺町立王寺南幼稚園
今回お伺いしたのは、王寺町立王寺北幼稚園です。
〝心身ともに健やかで豊かな感性をもち、主体的に活動できる子ども‘’
を育てるという園目標のもと
伸び伸び遊ぶ子ども
思いやりのある子ども
意欲的に活動する子ども
という子ども像を目指されています。
お話を聞く中で、まさしくそんな子どもたちが育つだろうと感じた魅力がたくさんあったので、そのポイントをたくさんお伝えしていきますね!
【環境教育】
静かな住宅地の中にある園内には、自然に溢れている広い園庭があり、さまざまな植物が育てられています。
そら豆をホットプレートで焼いたり、とうもろこしでポップコーン作り、育てたじゃがいもと玉ねぎでカレーパーティー、お米でおにぎりパーティ等、園内で様々な野菜を育て、それを食育につなげています。
育てた大豆を用いて、親子で味噌作りもされたそうですよ。
また、マリーゴールドやチューリップでコースターやバンダナの染め物をしたり、藍で叩き染の作品作りが経験できたり。
栗の木や小さなビオトープもあり、自然にやってくる生き物にも楽しく触れ合っているそうです。
自然体験もどこかで予約して行うことが増えているなか、園内で身近に触れられるのはとても魅力的ですよね。
【体づくり】
広々した園庭に、大きな楠のターザンロープや遊具があり、活動的に過ごせる気持ちのよい空間でした。
また、運動の先生がいらっしゃり、発達段階に応じた運動の指導があるそうです。
保育室内にマットや鉄棒があり、自主的に取り組んでいる園児さんも多いようで、年長さんで跳び箱5段を跳べる子どもたちもいるんだとか!
園児たちが、のびのびと前向きに過ごしているのが伝わりました。
【英語体験学習】
町内の英語教室からネイティブ講師の方が来られ、発達段階に合わせたレッスンを開催しています。
季節に応じたレッスンや、お歌、手遊びを30分間楽しんで取り組んでいるそうです。
【給食】
町内の給食センターから届いた出来立ての給食が食べられます!
義務教育学校と同じメニューで、年長さんは自分達で準備もしているそうです。
訪問日は、回鍋肉で、みんなニコニコでとっても美味しそうでした。
【義務教育学校との連携】
12年間を通して子どもを育てていくという王寺町としての想いがあり、各学年で義務教育学校の学生と交流が行われています。
年少さんは3年生、年中さんは4年生、年長さんは1年生と交流があったり、
町内の他園児たちと一緒に、進学する各々の義務教育学校へ見学へ行ったりと、入学前から縦横の繋がりも作れる良い機会があるなと感じました。
【雪丸クラブとバス】
町の公立幼稚園2園では、預かり保育が17時まで行われています。
入園したての年少さんは6月頃から開始とのことで、
家庭的な雰囲気の中、ボードゲームや塗り絵等をして過ごしているようです。
お盆や年末年始以外は、長期休業中も預かり保育があるとのことで働くママさんも入園先の候補として、考えることができますよね。
また、利用料無料の通園バスもあり、とても魅力に感じました。
王寺町のマスコットキャラクターの雪丸デザインでとってもかわいいです。
【保護者参観】
運動会等も含め、毎月幼稚園に行く機会があるそうです。
直接子どもたちの成長を見られる機会が多いのは嬉しいですよね。
訪問日は、劇の練習をされていましたが、クラスみんなで子どもたちと一緒にセリフを考えて作り上げていると聞き、驚きました。
【園庭開放】
毎年5月頃から、園庭開放が行われています。
未就園児の方はどなたでも申し込み不要で園庭に遊びに行っていいそうです!
入園前に実際に目で見て幼稚園の様子を知れると安心ですよね。
また、未就園児保育のクラス(バンビクラブ)もあり、親子遊びや七夕、ハロウィンパーティーといった季節のイベント等に参加して、入園に向けた体験保育も出来るそうです。
ご興味をお持ちの方は、幼稚園までお問い合わせしてみてくださいね。
■王寺北幼稚園/王寺町 (town.oji.nara.jp)
■王寺南幼稚園/王寺町 (town.oji.nara.jp)
ちなみに、私が訪問した日は子どもたちと並べたという雛飾りがたくさん飾られていました。季節のことを大切にされているのが伝わってきました。
先生方に、町立幼稚園の魅力をお伺いしてみました
主任先生:「北幼稚園には園庭に植物や虫を探す環境がありますし、地域の中にはどんぐりが集められる散策の場所などもあり、自然に触れられるのは魅力だなと思いますね。交通量も少なく安心して過ごせる環境だと感じています」
「親も子も幼稚園が大好きで、笑顔いっぱいに過ごすことを大切にしています。愛情いっぱい育てたいと職員みんな思っています。それが1番の魅力ではないでしょうか」
保護者同士自然な助け合いもあり、園児たちの間にもあたたかい雰囲気があふれているようです。
先日も、子どもたちのためにと絵本の読み聞かせのボランティアサークルが開催されたそうです。
最後に、”幼児期にご家族に大切にしてほしいこと”を先生方に伺ってみました
園長先生:「子どものひとりひとりの思いを聞きながら、意見を汲み取って過ごしてほしいですね。どう思うかを汲み取ってくれている保護者の方が多くて嬉しく思っています。子どもたちは小さいなりに、みんな意志を持っているので大切にしながらこの時期を過ごしてほしいなと感じています」
主任先生:「今しかないあっという間の幼児期の子育てを楽しんでほしいですね。手を繋ぐ、抱きしめることが当たり前ではなくて今しかないんだよ、と。自ら手を離していく時期がくるので、このかわいい時を味わってほしいです。一緒に子育てをして、子育ての楽しさを伝えていきたいです」
今回は、王寺北幼稚園での取材について記事にしてみました。
魅力が伝わりましたでしょうか?
たくさんの素敵なところを見つけられたので、園庭開放等みなさんにも足を運んでいただければ嬉しいなと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
(取材・撮影/えり)